ひとりブランドやっています。

「もの作り」について徒然ています。

国際郵便でのトラブルについて

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先日、台湾に送付した荷物が届いていないとお客様から連絡がありました。

追跡をみると3日前に受け取りをされいて、配達は完了になっています。

住所も間違えていないし、追跡のスクリーンショットと送り状の控えを添付して「確かに送りましたよ」と連絡しても「でも届いていない」と納得してもらえない様子。

 

そんなこんなで郵便局に相談にいきました。

郵便局では荷物の状況を調査してもらう事ができます。

ただし1ヶ月ほど日数がかかるみたいです。

国際郵便には受け取りにサインが必要なのですが、このサインの画像を請求することもできるみたいです。

荷物の状況調査と共にサインの請求もお願いしました。

 

そしてそのことをお客様に伝えると…

2時間後に「今、受け取りました。」と連絡がきました…。

こんな夜中に!?ありえないなー、と微妙な気持ちになりました。。。

でも解決できて良かったです。

 

国際郵便で受け取っていない、とお客さんから連絡があると慌てると思います。

すぐに返金したり、再送したりするのではなく、郵便局に荷物の状況調査とサインの請求をして先方にそれを伝えることをオススメします。

先方が状況が把握できないだろうと思い込んでいて受け取り詐欺的なことを企んでいた場合には、受け取りサインの請求は抑止力になるかもしれません。

 

海外販売はトラブルが思ったよりも多発するので、ちょっとお休みしようと思います。

 

 

 

 

国際郵便を利用してきて

昨年から台湾と香港を中心に海外販売も少しづつ始めました。

発送数もそこそこの数になってきたので、個人的な経験をまとめてみようと思います。

 

・お問い合わせはgoogle翻訳フル活用!

 

translate.google.co.jp

 

お問い合わせが結構きます。

日本語の翻訳サービスもついているサイトが多いけれど、中国語が日本語に訳された文章ってひどいものが多いですよね…。

反対にコチラが日本語で書いたものも中国語に訳されるとひどい文章になるのかな?と思うといたたまれないので、私はこちらで中国語に翻訳して送付しています。

 

ちなみに日本語 → 中国語に訳すとひどい文章になります。^^;

日本語 → 英語で、いったん英語に訳してから 英語 → 中国語に訳すと完成度が高い翻訳になります。

私はこれで中国語に訳した後に、再度 中国語 → 英語 → 日本語 に訳してみて伝わりそうかを確認しています。

googleは英語圏の人たちが作ったサービスなので、英語を通した翻訳の質はすごく向上しているけど、他言語同士はまだそこまでではないので、現状ではこのやり方が一番良いと思います。

いまのところ、これで中華圏のお客様とのやり取りはかなりスムーズにいけています。

 ちなみに私は英語も中国語もさっぱりなので、サイト内のさっぱりわからない自分のやり取り履歴を見返して「なんだか未来だな〜」と感心しています。。

 

・郵便はeパケットを使っています。

 

www.post.japanpost.jp

 

何と言ってもお手頃価格が魅力的です。

大きさよりも重量で換算されるので、軽くて大きいものにはとても便利です。

国内には折り畳んだりサイズを小さくして梱包する物も、サイズをあまり気にせずに送付しています。

( サイズは最大で 長さ+幅 + 厚さ =90cmです(ただし長さの最大は60cm)

 

大体、台湾には1週間以内、香港には10日ぐらいで荷物が到着する感じです。

 相手にはeパケットの英語の追跡ページもあるので、発送通知と共にこちらのURL

 を案内しています。

www.post.japanpost.jp

 

・eパケットでのトラブルは?

 

① 荷物の到着国での追跡ができない

eパケットでのトラブルはないですよ〜、と言いたいところですが、そこそこありました。

多くは荷物の追跡が日本を離れるとできない点です。

台湾と香港に発送をしてきて、台湾はスムーズに荷物が届くのですが、香港は「どこに荷物あるの?」問題がかなり多発します。

発送履歴が日本を離れた後、中国で荷物の登録をしてくれない為に荷物の追跡ができずに、日本の郵便局に問い合わせをしても「日本をでたのは確実なのですが、、、」としか答えてもらえません。

お客さんの問い合わせで困ることが多いです。

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↑ この荷物を送付した時には12月14日に荷物が日本から発送されてから、22日まで8日間どこにあるかわかりませんでした。

お客さんからの毎日の問い合わせがかなりきつかったです。。

 

② 保管状態で発送してくれない

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これが本当に困ります。

結構あるのです。

特に香港!台湾は再配達をしてくれるのですが、香港は配達通知書とかポストに入れてくれないのか、お客さんから「届かない!」と連絡をもらって荷物を追跡すると「保管」になっていることが多いです。

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  ↑ 台湾は再配達をしてくれることが多いです。

 

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 ↑ 再びこの荷物になりますが、14日から荷物が不明でいきなり23日に「保管」状態になりました。配達を1度でもしてくれたのか、不明です。。

 

この「保管」状態になると、日本のように再配達はしてくれなくて、日数が経つと日本に返送されてくるのです。

だから、お客さんに1日も早く郵便局に取りに行ってもらう必要があります。

この「保管」されている郵便局は、お客さんの最寄りの郵便局になります。

 

もし保管状態を確認したら、次の文章を送って下さい。

 


  ↓ 日本語

先日は御購入ありがとうございます。

ご注文の荷物を追跡したところ、現在は郵便局で「保管」状態にあります。

お手数かけて申し訳ありませんが、お住まいの地域の郵便局にお問い合わせお願いします。

あなたがお問い合わせしない場合は荷物が日本に戻ってきてしまいます。

どうかお早めに郵便局に問い合わせをお願いします。

  ・荷物番号 ◯◯◯◯

 


  ↓ 英語

Thank you for your purchase the other day.

When I checked the status of your order, it says it's currently being kept at the post office.

I'm sorry for the inconvenience, but would you be able to make an enquiry to your local post office?

If you don't make an enquiry, the package will be returned to Japan.

Please contact the post office as soon as you can.

  ・package number  ◯◯◯◯

 


   ↓ 中国語

感謝您近日於本網站訂購商品。

已查詢您訂單的包裹狀況,目前是在郵局內「保管」的狀態。

你的包裹現在被保管在當地郵局裡。

不好意思要麻煩你跟收件住址附近的當地郵局確認看看。

若你沒有聯絡當地郵局,你的包裹可能被送回日本。

麻煩你盡快跟郵局聯絡看看,謝謝你。

  ・发票号 ◯◯◯◯

 


香港の人には英語が通じるかな?と思っていたのですが、体感では微妙な感じです。

急ぎの場合は中国語でメールをすることをオススメします。

 

・ 最終手段は翻訳サービス!

本当にトラブルになった時には翻訳サービスで丁寧に送ることをオススメします。

1文字5円から翻訳をお願いすることができます。

ちなみに私は1度利用しましたが、30分後に翻訳された文章が送られてきました。

 

gengo.com

 

ちなみに、そのやりとりは翻訳サービスも使ったりして完全に赤字になってしまいました。。

 

正直、海外とのやりとりは手数料も国内よりも高くつくし、発送の手間や通訳の手間を考えるとお金的には微妙かもしれません。

でも海外の人と繋がれている喜びや体験は何事にも代え難いと思います。

私もまだまだですが、少しずつ海外も頑張っていきたいと思います!

 

商品の構成を考えてみよう。

前回は「売れる商品の作り方」として「自分なりの定番商品を作ろう」と書きました。

そして、その「定番商品だけではだめですよー」とも書きました。

じゃぁ、商品はどんな風に構成していけばいいのだろう?、ということを今回は書きたいと思います。

 

1、商品は売上げをとる「定番商品」と「イメージ商品」が必要

2、イメージ商品だけ、定番商品だけ、だとどうなるか?

3、商品企画はパズルみたい。

 

1、商品は「定番商品」と「イメージ商品」が必要

商品には前回書いた「定番商品」の他にブランドの世界観やトレンドを加味した「イメージ商品」の2種類が必要です。

定番商品だけだと人はワクワクしてくれないし、イメージ商品があることによって定番商品にもワクワクのスパイスが加味されて魅力的に映ります。

とはいえ、文章だけだと分かりにくいのでイラストで描いていこうと思います!

 

2、イメージ商品だけ、定番商品だけ、だと?

イメージ商品だけ、の作家さんや個人ブランドをよく見かけます。

作り手が「かわいい!」と思うもの、装飾がたくさん入った商品だけで構成された新規ブランドや作家さんのページ。

イラストにするとこんな感じです。

 

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華やかで眺めていても楽しいです。

フォロワーも多くつくと思います。

でもひとつひとつの商品は使う人を限定してしまい、実際に購入してくれるお客さんは少ない観賞用のブランドになってしまいます。

 

対して定番商品だけのブランドやお店。

 

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営業主体で商品作りをしているブランドや小売店でたまに見かけます。

定番商品(定番カラー)は売上げの大部分を占めるので、売上げだけに目がいきがちなショップやブランドでたまに見かけます。

でも、これをやっちゃうとブランドやお店にワクワク感がなくなって、お客さんが寄り付かなくなってしまいます。

 

ちなみに秋冬に洋服や小物で一番売れるのは黒色のベーシック商品です。

先日訪れたUNIQLOの靴コーナで黒一色で多種のパンプスやブーツをだしているのを見かけました。

ワクワク感が無い感じで商品群が平べったい雰囲気になってしまっている気がしました。。(UNIQLOさん、ごめんなさい!)

 

企業デザイナー時代の個人的な経験で、売上げを取りたい営業さんが多種のベーシックカラーの商品だけを並べて売り場を構成したところ、売り場が沈み悲惨なシーズンになってしまった思い出があります。

 

「定番商品」と「イメージ商品」を混ぜ合わすことによって、見せ方と売上げのバランスがとれると思います。

 

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 3、商品企画はパズルみたい。

 

よくデザイナー仲間と話していたこと。「商品企画ってパズルみたいだよねー」

上記の「定番商品」と「イメージ商品」のバランスを考えつつ、そのシーズンに何を出すかを捏ねくりまわして商品を企画していきます。

ブランドらしさがありつつ、季節感もあり、売れそうなベーシック商品も揃える。

って、なかなか難しくて何年経っても奥が深くてベテランにはなかなかなれません^^;

 

ここに個人でブランドをすると「在庫をどういう風に持つか」問題が加わるので、ひとりでブランドをしたり売れている個人作家さんは本当にすごいな、と思います。

 

分野によっては定番でも装飾が必要な商品もあるとは思います。

商品の構成を考える時にこの記事が何かの参考になれば嬉しいです。

売れる商品の作り方

売れる商品は作れるのか!?

という題名ですが、作った商品が売れるかどうかはわかりません。

が、売上げをとる商品の作り方はあります。

 

今回は「売れる商品の作り方」について書いていきたいと思います。

 

目次

1、 売上げをとれるデザイナーとは?

2、 売上げを一番とれる商品とは?

3、 その商品の定番を知る

4、 自分なりのテイストで定番を作る

5、 定番だけでもダメ

 

 

1、 売上げをとれるデザイナーとは?

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2人のデザイナーさんがいます。

どちらのデザイナーさんが売上げをとれるデザイナーさんでしょうか?

 

Aさん:有名服飾系専門卒のハイセンスなデザイナー。

    個性的で他にはないものを作り出すのが好き。

Bさん:たくさんの人が好む雑誌やお店を巡るのが好き。 

    ふつうの物に少し自分の色を加える物作りが好き。

 

どちらが良いデザイナーさんかはさておいて、売れる商品をたくさん作れるデザイナーさんはBさんタイプです。

 

尖った商品はお客さんを選びます。

その尖ったテイストに多数のファンがついた時には強みになりますが、売上げをとるにはたくさんのお客さんに受け入れられる商品を作る事が重要です。

 

つまり「売れるデザイナー」はハイセンスで個性的なデザイナーではなく、「みんなが欲しいものを作れるデザイナー」です。

 

余談ですが、企業デザイナーをしていた時にはAさんタイプのデザイナーさん達の苦悶をよく耳にしました。

「学校では個性を大事に!と教えられたのに、企業に入ると「個性を抑えろ」と言われるなんて!」

個性的な人に囲まれて過ごすと、「ふつう」人がどんなものを好むかが理解が難しくなるみたいです。

でも、一通りの苦悶を通り越した後に学生時代に磨き抜いた個性は必ず強みになります。

頑張れ新米クリエーター!腐らずに続けてね。

 

2、 売上げを一番とれる商品とは?

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じゃぁ、「みんなが欲しいもの」って何だろう。

ずばり、「定番もの」です。

シンプルでベーシックなものが一番売上げをとれます。

デザインが入ったカラフルなシャツは持っていなくても、シンプルな白シャツは誰もが1枚は持っているのではないでしょうか?

 

「どこにでもあるもの」と目をそらすのではなく、みんながひとつは持っている物=みんなが欲しい物を自分なりにどう作るかが重要なんですね。

  

3、 その商品の定番を知る

f:id:gururii:20161117191722j:plain まずは自分の作っている商品群の定番を調べて下さい。

定番の形、色、価格を探ってみてください。

ネット、実店舗、雑誌、インスタ、いろいろ調べてみてくださいね。

どこのブランドでもだしている商品をできるだけシンプルに拾いだしてください。

 

アクセサリーだったら「一粒リング・ピアス」バッグならば「トートバッグ」服ならば「白シャツ」花だったら「ミモザのリース」など、分野ごとに定番商品や定番季節商品が必ずあると思います。

 

4、 自分なりのテイストで定番を作る

 3で調べた定番商品をそのままパクってつくるのではなく!自分なりのテイストで定番を作ってみてください。

 

自分の商品はどんな人に使ってもらいたいのかをよく練り込んだ上で、自分の強み(デザイン・技術・素材・価格など)を加えて自分なりの定番を作り上げてください。

売れている作家さんやブランドの売れ筋商品は定番もの・シンプルなものを自分テイストに落とし込んだものが多いです。

 

と、さらっと書きましたが、いざ実践してみるとシンプルなものを作り込むのはとても難しいです。^^;

装飾をいれてバランスをとってみたり(誤摩化してみたり?)するほうがよっぽど楽だと感じると思います。

そこは試作試作で頑張ってみてください!

 

5、 定番だけでもダメ

 そしてそんな作り込んだ定番ですが、それだけで売上げはとれません。

自分なり、ブランドなりのイメージ(コンセプト)商品を加えて定番商品は光ります。

 

ガクッとされるかもしれませんが、次回はそんな「商品構成」について書いていきたいと思います!

年間商品スケジュール(年間MD)を組んでみよう。

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「どんな商品を作るか」の前に「いつ、どんな商品を提案するか」を考えることはブランディングと同じぐらい重要です。

 

真夏の暑い時期に魅力的なコートを見せられても、真冬にノースリーブを見せられてもちっとも心に響きませんよね。^^;

そこまで極端でなくても、寒くなってきたらストールやカーディガンの羽織ものが動く様になってきたり雨が続くと革靴がさっぱり売れなくなったり、人の気持ちは季節や天候にとても敏感です。

そして街に新しいシーズンのものが出てくる時期には、これから出番の多そうな新鮮な商品に目がいきますよね。

すごく良い夏物を8月に作ったとしても、大半のお客さんはこれからの秋冬にも出番の多そうな商品に手を伸ばすと思います。

 

シーズンとイベントのバランスを考えながら、年間の商品スケジュールを考えてみてください。

 

売り場のスケジュール

 

売り場のスケジュールを図にしてみました。

 

「SS」とは春夏のシーズンのこと、「AW」とは秋冬シーズンをさします。

「SS」では2月の中旬から下旬にかけて春物が立ち上がり、5月の中旬には夏物へ移行していきます。

色味も秋冬のダークカラーから白、ベージュを中心とした明るめの色、花柄やボーダーなど春の訪れを感じさせる様な明るい雰囲気の商品が並びます。

 

「AW」は8月の中旬から秋物が立ち上がり、11月中旬からは防寒を意識した冬物へと移り変わります。

色味も黒や茶を中心としたダークカラーのものが多くなってきます。

 

店頭の商品スケジュールを考慮しつつ、自分はいつ何を作っていくべきか4シーズンを軸に大まかな商品構成を組んでみて下さい。

 

 

イベントにものってみる

 

大まかな商品構成を組み込んだら、そこに主要なイベントをチェックして、自分なりの提案を考えてみてください。

 

「そんなミーハーな!」と思われるかもしれませんが、イベントに乗るとハンドメイドサイトでもとりあげてもらえる確率も高まりますし、意外に皆さんイベント好きな人が多いんですよね。

母の日や父の日、クリスマスなど日本人ってこんなに贈り物するの!?と、個人作家を始めてから私もとても驚きました。

特別な商品を作らなくても、ハロウィン用にオレンジを一色だけ作ってみるとか、クリスマス用にラッピングに赤と緑のテープをかけるのをアピールしてみるとか、それぐらいの感覚でも十分だと思います。

 

 

季節感の無い商品も季節感を出してみる

 

アクセサリーなどの季節に関係のないものも、できるだけ季節感をだす工夫をすることをおすすめします。

夏にはボーダー柄の上に、冬にはファーの上に真珠のアクセサリーを置いて写真撮影したり、大切なのはお客さんの想像力を引き出す事です。

 

12月にタンクトップを着て白のトートバッグを持った写真を見ても「白トートは夏ものよね」だけで終わりますが、紺のコートにニット帽を被って白トートの写真に差し替える事で「冬のマリンスタイル」として冬にも提案する事が出来ます。

 

 

最後に

 

仕事として物作りをしていくには、自分の好きな時に好きなように作る「作品」でなく「商品」を作り込んでいくことが大切だと思います。

世の中や店頭の流れもチェックした上で、お客さんが何を欲しがっているのだろう?自分は何を作っていきたいんだろう、ということを一歩引いた目線で自身の「ものつくり」を見てみて下さい。

 

商品が売れる・売れない時期を調べてみました。

商品には売れる時期と売れない時期があります。

よく「ニッパチ」という様に2月と8月は物が売れない時期と言いますよね。

本当かな?ということで調べてみました!

 

日本百貨店協会が部門ごとの月別売上高を公開してくれています。

このデーターをもとに婦人服・紳士服・子供服・貴金属の月別売上げをグラフにしてみました。

1月ー8月までは2016年のデータ、9月ー12月は2015年のデータになります。

年別で売上げにも差異がでますが、月別の売上げ傾向の参考としてみていきたいと思います。

 

1、婦人服・洋品 売上高

2、紳士服・洋品 売上高

3、子供服・洋品 売上高

4、美術・宝飾品・貴金属 売上高

5、まとめ

 

 

1、婦人服・洋品 売上高

 

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  噂通り、2月と8月は劇的に落ち込んでいます。。

1月と7月はセール期で絶好調ですね。

シーズン品が本格的に立ち上がってくる3月と10月も好調です。

トレンドの影響がなくなったと言われる現在でも、女性はシーズンの始まりには新しい物を求める傾向があるのが分かります。

この3月(春夏物)と10月(秋冬物)にはシーズン商品の在庫をしっかり確保しておきたいですね。

 

 

2、紳士服・洋品 売上高

 

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婦人と同じく2月と8月は落ち込んでいます。

冬のボーナス時期の12月にはダントツに売上げが伸びています。

対して夏のボーナスの6、7月の売上はそこまで高くないですね。

夏物よりも冬物の方が値段が高くなる事を考慮すると、紳士は婦人に比べて年間を通して均一感があるような気がします。

男性は欲しい物を欲しい時に購入し、比較的セールにも心を動かされないのではないでしょうか??

 

3、子供服・洋品 売上高

 

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子供は大人とは全く違った傾向です。

3月の卒業と入学準備シーズンが最盛期ですね。

入学時期の4月とお年玉・クリスマスの1月、12月が同じぐらいで、その他は比較的均一な感じです。

 

4、美術・宝飾・貴金属 売上高

 

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アクセサリーなどの貴金属は全く違う傾向です。

12月の売上げがスゴイです!

12月はクリスマスプレゼントや年度末の自分へのご褒美など、アクセサリーの需要は高まりますよね。

他の部門も12月は好調で、そのまま1月に続くのに対して、アクセサリーは12月に需要が高まって1月はピッタリ止まっています。

これは12月に向けて在庫切れを起こさない様に早い目からの準備が必要ですね。

12月になって在庫切れになって、そこから一生懸命増産して「追加しましたよー」とアナウンスしても振り向いてもらえない確率が高そうです。。

「12月」というタイミングが重要なんですね。

 

5、まとめ

 

いかがでしたか?

ざっくりとですが、各部門ごとの傾向が掴めたのではないでしょうか?

ニッパチ(2月と8月)は確かに大人服・洋品では売上は下がりますが、他の部門では少し傾向が異なるみたいでした。

自分の作っている商品の需要が少ない時期には、在庫作りや新作企画など力を溜め込んで、勝負時期には全力で頑張りたいですね!

 

個人的には10月に入ってそろそろ秋冬物が動き出しました。

物を売るには勝負時期とシーズン商品の提案の見極め(MD)が大事だと思います。

次はシーズン商品について書いていきたいと思います。

ただ、現在は秋冬物の製作が忙しいので何時になるかはわかりませんが。。。^^;

 

Reuseとシェアの時代に私たちが作るもの

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いつも違う服を着ている友人。

お給料も高くないのに、いつもキレイにしていてすごいなー(←失礼…^^;)と思ってました。

 

「いつもどこで服買ってるの?」

TOMORROWLANDとかIENAが多いかな』

「キレイ目だねー」

『でもね…』

 

『じつはほとんどUSEDなんだー』

 

なに!?そんなにいつもキレイにしていて古着なの〜!?それ!

びっくりしました。。

 

そして家に帰って速ネット検索!友人の教えてくれたZOZO古着を検索。

sell.zozo.jp

これ古着なの?新品とどう違うの?という服がズラーリ。

ブランドのページを開くと同じページに「新品」「古着」のタブがあって、古着は新品の10分の1のお値段。

早速私も古着タブの商品数枚を購入。

後日届いた商品は使用感はあれど、値段を考えると大満足なレベルでした。^^

 

そして先日「高かったから捨てるのは惜しいけど着ていない」服とZOZO古着で購入したけど似合わなかった服をZOZO買い取りバッグに詰めて、初めて古着買い取りしてみました。

驚くぐらいに手軽にできてびっくりです。

 

前置きが長くなりましたが、今回はREUSEとシェアの時代に女性に購入してもらえる物ってなんだろう?と考えてみました。

 

目次

 

 1、 自分がUSED衣類を購入してみて

 2、 シェアサイトも覗いてみました

 3、 数年後、洋服を買うのはこうなるかも?

 4、 これからの私たちはどんなものを作ればいいの?

 5、 まとめ

 

 

1、自分がUSED衣類を購入してみて 

 

感想は

① 正規の値段で服を買う気持ちが薄くなりそうです。。

② 服を持つ感覚が変わりました。

③ これからどんどん広がっていくと思います。

 

① 正規の値段で服を買う気持ちが薄くなりそうです。。

正直、アパレルブランドの服を正規の値段で買う気持ちが薄くなりました^^;

アパレル業界さん、ごめんなさい!

 

例えばZOZOのIENAページのシャツワンピース¥16800がコンディションAランク古着で¥4000。

この4倍の差を埋めるような価値が私には感じられませんでした。

ちょっと使用感あっても気軽に買える方をこれからも選んでしまいそうです。

 

② 服を持つ感覚が変わりました。

今までは服を買えば自分だけのもの(自分しか使わない)と思っていたのですが、他の人とシェアできるのであればどんどんしていこうと思う様になりました。

自分の服も要らなくなったら捨てるより誰かに着て貰いたいし、他の人の使用したものを着る事にも抵抗はないです。

無駄もなくなるし、服を持つ事も気軽に考えられる様になりそうです。

 

③ これからどんどん広がっていくと思います。

いや、既に広がっていると思うのですが。。

まだ未体験の人も一度試すときっとリピートしていくと思います。

 

周囲に今回の話をすると、同世代女性(アラフォー)は多くの人がUSEDサイトを利用していることもわかりました。

ZOZO古着の他にメルカリやヤフオクなどのフリマサイトも活用しているみたいです。

ちなみにUSDEで購入したものが違う!、と思うと鮮度を失わないうちにフリマサイトに即出品するのがコツみたいです^^;

 

そしてトレンドも薄れてしまっている今、2、3年前の服に古さは感じられないです。

ちなみに友人いわく、「意外に早くUSEDは出るのよ。実店舗で新品チェックして、ZOZOやメルカリでチェックしとくと、大体はでてくるから!」と。

すごい。。。

 

「ほんと正規の値段で買えなくなるよね〜」とは全員一致の意見。。。

 

 

2、 シェアサイトも覗いてみました。

 

周りに話をする中で、服のシェアサイトを利用しているという人もいました。

若者だけでなく、アラフォー世代も利用しているんですね!

彼女の利用していたのは月額¥6800でスタイリストが服を選んで届けてくれるというair Closetというサービス。

www.air-closet.com

仕事行くのに同じ服ばかりだと微妙だけど、新しい服を選ぶのがストレスに思う彼女には良いみたいです。

 

この洋服シェアサービスは2015年にたくさん出てきたみたいです。

月額¥5800で5点の服がレンタルできるSUSTINA、月額¥5500で利用制限が無く1度に洋服2点をレンタルできるLicieなど、シェアサービスもいろいろあるんですね。

 

 

sustina.co

licie.jp

 

3、 この先、洋服を買うのはこうなるかも?

 

「服が売れない」

 

この話は業界にいる限り、ながーく長ーく、いつまでこの話が続くんだろう、と呆れるぐらいに終わらない話題です。

でも人々は服を購入しているんですよね。

 

そして、重要なのは今までとは違う場所で購入していること。

 

この先、洋服を買うのはこんな感じになるのでは?という予測図を描いてみました。

 

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高所得でも低所得でもない中間層の女性をイメージしています。

古着は敬遠したい様な肌着やベーシック衣料は必需品として購入、たまに2、3ヶ月に一度ご褒美的に服を正規ショップで購入(セール含む)、その他はフリマ、USEDサイトを利用している、そんな雰囲気です。

 

この正規ショップのカテゴリーには実店舗、ハンドメイドサイトやらのネットショップもひしめきあっています。

 

 

4、 これからの私たちはどんなものを作ればいいの?

 

「もの作り」を仕事にしていくにはこの「正規ゾーン」で生き延びていくことが必要です。

大手企業と同じの種類を次々に出す高回転による鮮度、低価格で勝負は避けたいです。

 

そして大事なのは悩む期間(お金を貯める時間)の猶予があるもの。

 

①、 じっくり心に訴えるもの

②、 鮮度より深度

③、 オーダーメイド

 

①、 じっくり心に訴えるもの

日本の伝統技・素材、作家さんや素材の魅力、憧れブランドの商品など。

群馬県桐生市の織物、山形県鶴岡市のシルクなど日本の伝統的な技術で作られたという物には日本人として心を掴まれるものってありますよね。

魅力的な作家さんの作品はいつか買いたいと思いますし、いつかバーバリーのトレンチコートを買いたい、など心の底に「いつか」な商品を秘めている人は多いと思います。

 

今すぐでなくても「いつか買いたいな」と思ってもらえるように、個人や会社、商品のストーリー作りや魅力を伝えることは今以上に大切になってくると思います。

 

②、 鮮度より深度

数は少なくてもトレンドが関係なく、改良を重ねつつじっくりと煮詰めて作られたものはスピード重視で短期間に大量に提案されたものよりも良いものが多いです。

デザイナーとしての経験上でも機能性や素材は1、2回のサンプル修正をしたぐらいでは納得できるものができないです。

大企業の短期的な「大きな流れのもの作り」に対して、個人や小規模事業者ならば長く使っていきたくなる物を去年より今年、今年より来年、と少しづつ改良しつつ作り続ける「◯◯の逸品作り」が重要だと思います。

 

③、 オーダーメイド

他にはない「自分だけのもの」「自分にぴったりのもの」はシャアもしないしできないですよね。

自分の足にぴったりの靴や体型に合わせて作った洋服とか。

大量には作りにくいけれど徹底的にお客さん個人に寄り添った「もの作り」はこれからも需要があると思います。

 

 

5、 まとめ

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

これからの時代、人の「物をもつ、買う感覚」はどんどん変わっていくと思います。

長く「もの作り」の仕事をしていく上で、手元だけではなく、時代がどう変わってくるのかを自分なりに予測することも重要だと思います。

 

今回、USED衣類を購入してみて私なりに少し先の未来を予測してみました。

ぜひ、あなたもあなたなりの未来予測を考えてみてくださいね!