ひとりブランドやっています。

「もの作り」について徒然ています。

商品のブランディングを考えよう!

 

 「モノ作りにはブランディングが大切です!」「自分を知ろう(ブランディングの前に)」に続いて今回は本題のブランディングについて、です。

 

gururii.hateblo.jp

 

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目次

 

  1.  ブランド?
  2.  コンセプト
  3.  ターゲット
  4.  ポジショニング
  5.  まとめ
 

 

1、 ブランド?

 

小規模のものつくりをしていると「ブランド」なんておおげざなー?と思いますよね。

ブランドというと「シャネル」や「エルメス」みたいなそうそうたる名前が浮かぶのですが、規模に関わらずに市場のモノはどこかの「ブランド」商品です。

 

無印良品」と聞くとあんな物があって、お客さんはこんな人で、似た様な商品をおいてあるお店は多いけど、他とはココが違う、とスッと思い浮かぶのではないでしょうか?

無印良品みたいな大規模でなくとも、イベントで手作り作家さんの商品をみて「あの人が好きそう!」「セレクトショップの◯◯にありそう!」とシーンと人が思い浮かぶ商品と「凝っているけれど、誰が使うのかなぁ?」と?がいっぱい頭にめぐる商品がありますよね。

 

前者は作家がイメージをちゃんと伝えられている「商品」で後者は作家が好きなものを作っている「作品」です。

モノ作りで生活していくには「作品」ばかり作り続けていてはお客様に選ばれません。

イメージを伝えられる「商品」を作ることが大切です。

 

この商品イメージ(ブランド)をしっかり確率する為に「ブランディング」を練り込むことが必要です。

 

2、 コンセプト

「コンセプト」は自分の商品がどんなイメージでみられたいのかを言葉にしたものです。

コンセプトメッセージは作る商品はターゲット、ポジショニングはもちろん、HP、Blogやinsutaguramなどの広告活動、イベントディスプレイなどの方針を決める時の指針になります。

ネットでいろいろな企業のブランドコンセプトを調べてみると面白いですよ。

 

コンセプトはシンプルな言葉で綴られた方が伝わりやすく、デザイナー、営業さん、販売員さんなどにも認識が共有しやすかったです。

なんとなく立ち上げられたブランドや不調になってきてコンセプトを一新したブランドは、余白や逃げ場を多くとったコンセプトが多いように思います。

最近は人口の多い大人世代をターゲットにしたブランドがよく立ち上がっていて「上質のものに触れてきた大人世代に向けたブランドです」とか、イメージしにくいコンセプトを掲げている企業もみますが、個人的にはこのコンセプトを会社から渡された時にどんな風に商品を作っていくんだろう?と思います。。

 

また前回のAさん、Bさんでコンセプトを作ってみますね。

 


 

Aさん: 日常に気負いなくつけれるリラックスアクセサリー

 

Bさん: 親子で楽しむペアグッズ

 


 

上記のコンセプトで前回のBlog「自分を知ろう」のAさんBさんの輪郭から、商品イメージがわき上がってきませんか?

ホームページを作るときも画像のイメージが「Aさんのパールのアクセサリーをつけているリネンワンピースを着た女性がカントリー調の部屋で紅茶を飲んでいる」「ビビットな色味のBさんのTシャツを着た親子で元気に公園を駆け回る」みたいなイメージがしやすいと思います。

 

 

3、 ターゲット

 

自分の商品はどんな人が使うのか連想できますか?

最近のお客さんは厳しくて「かわいいから」「凝っているから」という理由では購入はしてくれないです。

できるだけ必要なもの以外は買いたくないという志向が近年は強い中、「これはアノ服にもあの服にも合いそう」「今度の旅行に使いたい」と具体的に想像して購入される傾向がにあります。

 

作り手が具体的にお客さんのイメージを持って、ライフスタイルやなんとなくの使えるお金を想像して商品作りをしていくことが大切です。

 

イベントで出会った作家さんに手織りしたショッキングピンクや黄色などビビットな色合いの布を使った服を作っている人がいました。

お客さんは20代前半の原宿の女の子をイメージしていて、ファストファッションばっかり着ている若い女の子たちに1から手作りした暖かみのある服を着てもらいたい、と。

もちろん、とってもお値段高いです。。

聞けば、素材代はもちろん、自分の時間給や素材を仕入れに訪ねた地方への遠征費もすべて計算して盛り込んでいるとのことでした。

 

デザインもセンスも抜群でコンセプトもばっちりだけど、ターゲットの「原宿の女の子」のライフスタイルや使えるお金を想像してるのかなー?と思いました。。

 

企業デザイナーをしていると商品価格はあらかじめ決まっている中で、どの素材を使ってどう商品を作り込んでいくかが常に求められます。

お客さんのイメージが固まった時点で、このお客さんならば自分の商品に幾らぐらいだすかな?というのも考えてみてください。

 

 


 

Aさん: 麻やレザーなど天然素材が好きな30代〜40代の女性。

    日常に楽しむアクセサリーなので5000円以内には抑えたい。

 

Bさん: ペアルックが似合う6歳ぐらいまでの子供をもつ20代〜30代前半の夫婦。

    若い夫婦なので、親子ペアで6000円くらいを中心価格にしたい。

 

 

4、 ポジショニング

 

コンセプトもターゲットも練り込んできました。

同じ様な商品を作っているブランドはどこがあるか調べて書き出してみてください。

似た様な競合が多かったり、価格が安い商品が多かったりする場合には、自分の商品が他とどこが違うのか明確にする必要があります。

 

例えば帆布を使ったトートバッグは安価なものからLLbeanの老舗まで出揃っている分野です。

形も大きく相違が無い中で帆布のトートバッグを作るなら、どう差別化していけばいいでしょうか?

倉敷帆布を使った日本の職人製です、と素材工場の写真を載せたりして素材をアピールしてみたり、たくさんの色と柄を揃えたバリエージョンで訴求してみたりする必要があるかもしれません。

 

 


 

Aさん: 1000円以下で安い海外性のアクセサリーもある中、Aさんのアクセサリーは金属アレルギーがでにくい14KGFを使用していて、金の本物感もありつつ抑えた価格が魅力。すべてのピアスにノンホールピアスバージョンも揃えた細やかな心使いがなされている。

 

Bさん: 得意のlllustratorでデザインしたTシャツパッケージはギフトにもぴったりで出産や幼稚園入学のお祝いのギフトとしても喜ばれる仕様にしている。

 

 

5、 まとめ

 

いかがでしたか?

自分の商品のイメージが固まってきたのではないでしょうか?

ここで決めたブランディングはその後の商品作りの指針にもなるので、しっかり書き出して心に刻んで下さい。

 

途中に軌道修正が必要になることがあるかもしれませんが、ブランディングはブレ始めると下降線になります。

よくあるのが、ブランドが不調なので他社の売れている商品を商品ブランディングに合わないのにコピーして、お客さんも離れて在庫も残って困るという事例。。

 

流行も自分の商品ブランドに沿うようならば取り入れて、そうでなければ捨てることも必要です。

納得できるイメージが固まる様に、商品作りの前に何度も何度も熟考して見て下さいね!