ひとりブランドやっています。

「もの作り」について徒然ています。

安い商品を作ってはいけない理由

 

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自分の作った物に自信がなかったり、お客さんに購入してもらいやすい様に価格を安く設定することはよくありますよね。

 

はい、私もいけないと理解していてもやってしまいそうになります。。

でも個人や小規模事業者で「低価格商品」は絶対NG!です。

 

なぜ安い商品を作ってはいけないのか、書き出してみようと思います。

  

  1. 安い商品=品質低くてもOK!とは思ってもらえない
  2. 売れれば売れるほどモチベーションが低くなる
  3. 客層の違い
  4. まとめ

 

 

 1、 安い商品=品質が低くてもOKとは思ってもらえない

 
自分が作ったものに自信がなかったり、売れるかわからないものって価格を安く設定してしまいがちですよね。
「これぐらいの値段だったらこのぐらいで満足してもらえるだろう」
、と思ってだした商品なのに、ココが不満!アレがついていればよかった!他の商品(高価なもの)に比べて劣る!とレビューや評価がつくこと、ありますよねー。....orz
 
「お値段やさしくしてるんだから、このレベルで」とは作る側の気持ちですが、お客さんは価格で選んでるのに得てして完璧を求めることがよくあります。
 
日本人の傾向なのでしょうか?
無料のスマホアプリなのに完璧な仕様やサービスを求めたりしているレビューをみるといたたまれなくなります。。
 
価格を下げているのに、ストレスフルなレビューや評価に心を痛められるぐらいならば、作り手と買い手が納得できるぐらいの価格商品をキッチリと作り込みましょう!
 
 
 

2、 売れれば売れるほどモチベーションが低くなる。

 
売れるかどうかわからない商品が売れた時って嬉しいですよね。
やったー、もっと売れて欲しい!とモチベーションも上がります。
 
でも低価格商品が売れ続けて、製造時間が多くなるにつれてモチベーションがどんどん下がります。
「利益もないし、材料も仕入れないといけないし、手間はかかるし、何やってんだろう。。私。。」
 
ハンドドメイドサイトを覗くとそんな作家さんがとーっても多いです!
びっくりするぐらい安いのにキッチリと作られた作品が日々UPされています。
ピックアップに並んで、嬉しくなってたくさん作ってまた売れて...。
でもそんな作家さんは大抵長続きはしないです。
作り疲れたのか、商品ページが停滞してしまっている「燃え尽き作家」さんはよくいますよねー。
 
この傾向、企業でもよくあります。
リーマンショック後の低価格ブームでアパレル系の国内メーカーさんがたくさん倒産しました。
安い海外メーカーと同じ価格で製造を引き受けてしまったばかりに、注文はたくさんあるのに経費の比重の方が上回り倒産してしまったんですね。
その時に価格を下げなかったメーカーが生き抜けました。
 
長く続ける為にもキッチリと値段設定はしましょう!
 
 

3、客層の違い

 
個人的にいくつかの会社で価格帯の違う商品の企画業に携わって、身に染みて実感していることがあります。
 
価格帯が違う=客層が違う
 
ということです。
例えば、同じメーカーが作ったバッグが¥12000でブランドA、¥3900で量販店Bに並ぶのだったらどちらがクレームが多いと思いますか?
 
答えは量販店Bです。
 
安い商品こそクレームが多いのです。
モールに入っているような量販店対象の商品企画をしていた時は、クレームや返品も多く会社も品質管理や検品に常にピリピリしていました。
数年間使い倒した商品もクレームと共にサービス修理で戻ってきたり。。
 
その後に百貨店ブランドの商品企画に就いた時、たまたま前者と同じメーカーさんに製造を依頼していて「こっちは価格帯も高いし、クレーム大変だろうなー」とヒヤヒヤしていました。
でも、、、クレームの量が全然違ったんです。
明らかに少ない!
 
これは客層の違いが原因だと思います。
 
量販店に来るお客さんは必要に迫られ、価格で選んで購入した商品を使い倒すのに対して、ブランドのお客さんは欲しいから購入してくれるので、大切に扱ってくれるし、ある程度の年数を経つと買い替えしてくれるのでクレームが少ないと感じました。
 

4、 まとめ

 
じゃぁ、安い商品でない商品はどうやったら作れるのか?というと、前回のブランディングをしっかりするか、今までにない新しい商品を作るしか方法はないです。
 
ブランディング!頑張りましょう!私も頑張ります!!