ひとりブランドやっています。

「もの作り」について徒然ています。

Reuseとシェアの時代に私たちが作るもの

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いつも違う服を着ている友人。

お給料も高くないのに、いつもキレイにしていてすごいなー(←失礼…^^;)と思ってました。

 

「いつもどこで服買ってるの?」

TOMORROWLANDとかIENAが多いかな』

「キレイ目だねー」

『でもね…』

 

『じつはほとんどUSEDなんだー』

 

なに!?そんなにいつもキレイにしていて古着なの〜!?それ!

びっくりしました。。

 

そして家に帰って速ネット検索!友人の教えてくれたZOZO古着を検索。

sell.zozo.jp

これ古着なの?新品とどう違うの?という服がズラーリ。

ブランドのページを開くと同じページに「新品」「古着」のタブがあって、古着は新品の10分の1のお値段。

早速私も古着タブの商品数枚を購入。

後日届いた商品は使用感はあれど、値段を考えると大満足なレベルでした。^^

 

そして先日「高かったから捨てるのは惜しいけど着ていない」服とZOZO古着で購入したけど似合わなかった服をZOZO買い取りバッグに詰めて、初めて古着買い取りしてみました。

驚くぐらいに手軽にできてびっくりです。

 

前置きが長くなりましたが、今回はREUSEとシェアの時代に女性に購入してもらえる物ってなんだろう?と考えてみました。

 

目次

 

 1、 自分がUSED衣類を購入してみて

 2、 シェアサイトも覗いてみました

 3、 数年後、洋服を買うのはこうなるかも?

 4、 これからの私たちはどんなものを作ればいいの?

 5、 まとめ

 

 

1、自分がUSED衣類を購入してみて 

 

感想は

① 正規の値段で服を買う気持ちが薄くなりそうです。。

② 服を持つ感覚が変わりました。

③ これからどんどん広がっていくと思います。

 

① 正規の値段で服を買う気持ちが薄くなりそうです。。

正直、アパレルブランドの服を正規の値段で買う気持ちが薄くなりました^^;

アパレル業界さん、ごめんなさい!

 

例えばZOZOのIENAページのシャツワンピース¥16800がコンディションAランク古着で¥4000。

この4倍の差を埋めるような価値が私には感じられませんでした。

ちょっと使用感あっても気軽に買える方をこれからも選んでしまいそうです。

 

② 服を持つ感覚が変わりました。

今までは服を買えば自分だけのもの(自分しか使わない)と思っていたのですが、他の人とシェアできるのであればどんどんしていこうと思う様になりました。

自分の服も要らなくなったら捨てるより誰かに着て貰いたいし、他の人の使用したものを着る事にも抵抗はないです。

無駄もなくなるし、服を持つ事も気軽に考えられる様になりそうです。

 

③ これからどんどん広がっていくと思います。

いや、既に広がっていると思うのですが。。

まだ未体験の人も一度試すときっとリピートしていくと思います。

 

周囲に今回の話をすると、同世代女性(アラフォー)は多くの人がUSEDサイトを利用していることもわかりました。

ZOZO古着の他にメルカリやヤフオクなどのフリマサイトも活用しているみたいです。

ちなみにUSDEで購入したものが違う!、と思うと鮮度を失わないうちにフリマサイトに即出品するのがコツみたいです^^;

 

そしてトレンドも薄れてしまっている今、2、3年前の服に古さは感じられないです。

ちなみに友人いわく、「意外に早くUSEDは出るのよ。実店舗で新品チェックして、ZOZOやメルカリでチェックしとくと、大体はでてくるから!」と。

すごい。。。

 

「ほんと正規の値段で買えなくなるよね〜」とは全員一致の意見。。。

 

 

2、 シェアサイトも覗いてみました。

 

周りに話をする中で、服のシェアサイトを利用しているという人もいました。

若者だけでなく、アラフォー世代も利用しているんですね!

彼女の利用していたのは月額¥6800でスタイリストが服を選んで届けてくれるというair Closetというサービス。

www.air-closet.com

仕事行くのに同じ服ばかりだと微妙だけど、新しい服を選ぶのがストレスに思う彼女には良いみたいです。

 

この洋服シェアサービスは2015年にたくさん出てきたみたいです。

月額¥5800で5点の服がレンタルできるSUSTINA、月額¥5500で利用制限が無く1度に洋服2点をレンタルできるLicieなど、シェアサービスもいろいろあるんですね。

 

 

sustina.co

licie.jp

 

3、 この先、洋服を買うのはこうなるかも?

 

「服が売れない」

 

この話は業界にいる限り、ながーく長ーく、いつまでこの話が続くんだろう、と呆れるぐらいに終わらない話題です。

でも人々は服を購入しているんですよね。

 

そして、重要なのは今までとは違う場所で購入していること。

 

この先、洋服を買うのはこんな感じになるのでは?という予測図を描いてみました。

 

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高所得でも低所得でもない中間層の女性をイメージしています。

古着は敬遠したい様な肌着やベーシック衣料は必需品として購入、たまに2、3ヶ月に一度ご褒美的に服を正規ショップで購入(セール含む)、その他はフリマ、USEDサイトを利用している、そんな雰囲気です。

 

この正規ショップのカテゴリーには実店舗、ハンドメイドサイトやらのネットショップもひしめきあっています。

 

 

4、 これからの私たちはどんなものを作ればいいの?

 

「もの作り」を仕事にしていくにはこの「正規ゾーン」で生き延びていくことが必要です。

大手企業と同じの種類を次々に出す高回転による鮮度、低価格で勝負は避けたいです。

 

そして大事なのは悩む期間(お金を貯める時間)の猶予があるもの。

 

①、 じっくり心に訴えるもの

②、 鮮度より深度

③、 オーダーメイド

 

①、 じっくり心に訴えるもの

日本の伝統技・素材、作家さんや素材の魅力、憧れブランドの商品など。

群馬県桐生市の織物、山形県鶴岡市のシルクなど日本の伝統的な技術で作られたという物には日本人として心を掴まれるものってありますよね。

魅力的な作家さんの作品はいつか買いたいと思いますし、いつかバーバリーのトレンチコートを買いたい、など心の底に「いつか」な商品を秘めている人は多いと思います。

 

今すぐでなくても「いつか買いたいな」と思ってもらえるように、個人や会社、商品のストーリー作りや魅力を伝えることは今以上に大切になってくると思います。

 

②、 鮮度より深度

数は少なくてもトレンドが関係なく、改良を重ねつつじっくりと煮詰めて作られたものはスピード重視で短期間に大量に提案されたものよりも良いものが多いです。

デザイナーとしての経験上でも機能性や素材は1、2回のサンプル修正をしたぐらいでは納得できるものができないです。

大企業の短期的な「大きな流れのもの作り」に対して、個人や小規模事業者ならば長く使っていきたくなる物を去年より今年、今年より来年、と少しづつ改良しつつ作り続ける「◯◯の逸品作り」が重要だと思います。

 

③、 オーダーメイド

他にはない「自分だけのもの」「自分にぴったりのもの」はシャアもしないしできないですよね。

自分の足にぴったりの靴や体型に合わせて作った洋服とか。

大量には作りにくいけれど徹底的にお客さん個人に寄り添った「もの作り」はこれからも需要があると思います。

 

 

5、 まとめ

 

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

これからの時代、人の「物をもつ、買う感覚」はどんどん変わっていくと思います。

長く「もの作り」の仕事をしていく上で、手元だけではなく、時代がどう変わってくるのかを自分なりに予測することも重要だと思います。

 

今回、USED衣類を購入してみて私なりに少し先の未来を予測してみました。

ぜひ、あなたもあなたなりの未来予測を考えてみてくださいね!