ひとりブランドやっています。

「もの作り」について徒然ています。

年間商品スケジュール(年間MD)を組んでみよう。

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「どんな商品を作るか」の前に「いつ、どんな商品を提案するか」を考えることはブランディングと同じぐらい重要です。

 

真夏の暑い時期に魅力的なコートを見せられても、真冬にノースリーブを見せられてもちっとも心に響きませんよね。^^;

そこまで極端でなくても、寒くなってきたらストールやカーディガンの羽織ものが動く様になってきたり雨が続くと革靴がさっぱり売れなくなったり、人の気持ちは季節や天候にとても敏感です。

そして街に新しいシーズンのものが出てくる時期には、これから出番の多そうな新鮮な商品に目がいきますよね。

すごく良い夏物を8月に作ったとしても、大半のお客さんはこれからの秋冬にも出番の多そうな商品に手を伸ばすと思います。

 

シーズンとイベントのバランスを考えながら、年間の商品スケジュールを考えてみてください。

 

売り場のスケジュール

 

売り場のスケジュールを図にしてみました。

 

「SS」とは春夏のシーズンのこと、「AW」とは秋冬シーズンをさします。

「SS」では2月の中旬から下旬にかけて春物が立ち上がり、5月の中旬には夏物へ移行していきます。

色味も秋冬のダークカラーから白、ベージュを中心とした明るめの色、花柄やボーダーなど春の訪れを感じさせる様な明るい雰囲気の商品が並びます。

 

「AW」は8月の中旬から秋物が立ち上がり、11月中旬からは防寒を意識した冬物へと移り変わります。

色味も黒や茶を中心としたダークカラーのものが多くなってきます。

 

店頭の商品スケジュールを考慮しつつ、自分はいつ何を作っていくべきか4シーズンを軸に大まかな商品構成を組んでみて下さい。

 

 

イベントにものってみる

 

大まかな商品構成を組み込んだら、そこに主要なイベントをチェックして、自分なりの提案を考えてみてください。

 

「そんなミーハーな!」と思われるかもしれませんが、イベントに乗るとハンドメイドサイトでもとりあげてもらえる確率も高まりますし、意外に皆さんイベント好きな人が多いんですよね。

母の日や父の日、クリスマスなど日本人ってこんなに贈り物するの!?と、個人作家を始めてから私もとても驚きました。

特別な商品を作らなくても、ハロウィン用にオレンジを一色だけ作ってみるとか、クリスマス用にラッピングに赤と緑のテープをかけるのをアピールしてみるとか、それぐらいの感覚でも十分だと思います。

 

 

季節感の無い商品も季節感を出してみる

 

アクセサリーなどの季節に関係のないものも、できるだけ季節感をだす工夫をすることをおすすめします。

夏にはボーダー柄の上に、冬にはファーの上に真珠のアクセサリーを置いて写真撮影したり、大切なのはお客さんの想像力を引き出す事です。

 

12月にタンクトップを着て白のトートバッグを持った写真を見ても「白トートは夏ものよね」だけで終わりますが、紺のコートにニット帽を被って白トートの写真に差し替える事で「冬のマリンスタイル」として冬にも提案する事が出来ます。

 

 

最後に

 

仕事として物作りをしていくには、自分の好きな時に好きなように作る「作品」でなく「商品」を作り込んでいくことが大切だと思います。

世の中や店頭の流れもチェックした上で、お客さんが何を欲しがっているのだろう?自分は何を作っていきたいんだろう、ということを一歩引いた目線で自身の「ものつくり」を見てみて下さい。